どどんがどんべ~

セブ島の語学学校に通ってみた感想

 

 

こんにちは。

現在3時半です。朝です。Donです。

 

さて、実はこのブログ、5月から約2か月間休止してたんです。

なぜなら

 

 

語学学校に通うため 

 

 

 

 

いや続けてもよかったんですけど単純に英語学習に集中したかったのでお休みしてました。まじめなので。

 

というわけで今回はセブ島の語学学校に通ったからこそわかる裏側を激白したいと思います!(こうやって大げさに言うのブログのコツって聞きました)

 

 

 

 

 

結局どうなん?

結論から言います。

 

 

 

東京都内私立大学の夏休みでした。

 

 

 

 

すみません。めちゃめちゃ偏見入ってます。こんなこと言うと東京都内私立大学の人に怒られます。もう一回言います。すみません。つまり何を言いたかったかというとただ、楽しかったということです。

 

 

はい。まず僕が通っていた語学学校はセブ島にある3D Academyです。なぜここにしたかというと、安いから。当時フィリピンの語学学校の中では一番安かったです。バッパーで節約したい僕にはそこ一択でした。通常であれば日本で語学学校の入学手続きや支払いを済ませてから現地の学校に行きます。がしかし、僕はしませんでした。というか学校に通うこと自体、旅中の思い付きなのでしょうがないです。語学学校を選ぶ経緯についてはこちらの記事を読んでください。

dodongadonbee.hateblo.jp

 

 

うわー初めてリンク貼りましたーなんかブロガーっぽいですね。

 

 

学生は日本人7割、台湾人2割、その他1割って感じでした。その他は韓国人やロシア人、フランス人等様々です。年齢層も高校生から社会人まで幅広かったです。台湾人の子どもたちも多くいました。先生はほとんどがフィリピン人でアメリカやスコットランド出身のネイティブスピーカーが数人いました。セブ島第一言語はセブアノ語ですが、英語教育がかなり進んでいるのでほとんどの人が英語もしゃべることができます。もちろん先生を務めるフィリピン人はその中でも英語力に長けていることは言わずもがなです。

 

 

 

 

 

スケジュール

土日は休みです。平日は午前8時から午後6時まで授業があります。選択するコースによって若干異なるのですが、大体はマンツーマンレッスン4コマとグループレッスン3コマの計7コマです。1コマは50分で休憩は10分です。なので午前8時から午後6時までのうち7時間が授業、3時間が昼休憩と空きコマという感じです。参考までに僕の授業スケジュールは以下の通りです。

 

8:00-8:50  1to1 (speaking)

9:00-9:50  Tourism

10:00-10:50 Free

11:00-11:50 English Demo

12:00-12:50 lunch

13:00-13:50 Native Expression

14:00-14:50 Casual Discussion

15:00-15:50 1to1 (speaking)

16:00-16:50 1to1 (speaking)

17:00-17:50 1to1 (speaking)

 

 

はい、本当にみっちりです。僕の場合空きコマの一つでCasual Discussion(無料で受講できる)をとっていたので休みは10:00-10:50と昼休憩だけでした。またマンツーマンに関しては、自分の伸ばしたいスキルに合わせて先生と授業内容を調整できるのですが、僕の場合は全てスピーキングでお願いしていました。同じスピーキングでも先生によって授業は全く異なります。僕の場合だと、一つは文法の学習とスピーキングプラクティスを交互に繰り返す。もう一つは教科書に書いてあるトピックに沿って自分の考えを話す。もう一つは先生とディベート、でもいつも逸れて雑談になる。とか様々です。ちなみに授業は週に二回変更可能です。なのでこの先生または授業は自分にあわないなあって思ったらすぐに変えることもできます。僕の場合は6週間の間に4回ほど変えました。スピーキングを伸ばしたいのに、洋画を見るだけの授業とか、レベルが低すぎたりしたからです。ただ授業変えると先生とすれ違うとき気まずくなります。なので僕は素直にごめん、あなたの授業は僕に合わないから変えるねと言っていました。

 

 

 

 

 

費用

大事なのはやっぱりお金ですよね。僕がかかった費用をまとめてみました。

 

入学金、授業料、宿泊費(3食付き)が

6週間で190,225円

 

これに加え現地で入学後、SSP(ビザ)、保証金、管理費、電気代等の支払いがあります。

それが約10,000ペソ(22,000円)

 

計212,225円

 

 

もちろん航空券とか現地で遊ぶお金とかは別です。初めてちゃんと計算したんですが結構お金払ってました...ちなみに僕は現地での飛び込み入学だったので若干割高です。事前に最安プランを予約していればもう少し安いかと思います。

 

 

 

 

 

過ごし方

この記事で僕が一番主張したいところ!!過ごし方!冒頭で東京私立大学の夏休みと言ったところです。

 

まず、平日。基本的には授業を受けて終わったら寮の晩御飯を食べる。飲みに行く人は飲みに行くし部屋に戻って勉強する人もいればNetflixを見てる人もいます。僕の場合は飲みに行くと友達と寮でくっちゃべってると勉強するが3分の1ずつという感じでした。

休日です。毎週末どこかに出かけていました(うち一つは詐欺ですが) ビーチ、プール、ビーチ、島、ビーチ、山、ビーチ、って感じでした。ただただ楽しかったです。

 

 

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また、フィリピンの語学学校に来るという時点である種のふるいにかかっており、面白い人ばかりでした。僕は人と喋るのが好きです。正確にはその人が何を考えているのかを知ることが好きです。ただただ楽しかったです。

 

 

 

 

 

で、肝心の英語力なんですが、

 

見違えるほど伸びました。

 

というかもともと全く喋れなかったので伸びて当たり前なんですが。

僕の場合は6週間と比較的短めだったんですが、喋るということに慣れてしまえば、あとはどんどん伸びていきます。聞くのもすらすら入ってくるようになったし、言葉もパッと思い浮かぶようになりました。もちろん個人差はあります。僕は"受験"英語をそれなりに頑張っていました。高校時代に貯めた英語力貯金が功を奏したと思います。6週間の後も旅を続けながら英語を使っていたし、日本に帰ってきてからも英語を使い続けています。やっぱり当たり前なんですけど英語を使うのが大事なんですよね。勉強もいいですけど、使うことが。

 

 

 

結論: 行ってよかったです。

 

 

 

 

あ、そろそろ飲みに行く時間だ!!!

 

 

詐欺だけじゃないんです僕が遭ったトラブル

 

 

こんにちは。Donです。

 

はい、フィリピンはセブ島で詐欺に遭って70万盗られた僕ですが、実は他にもトラブルに巻き込まれてたんです。詐欺の被害額がでかすぎてだいぶ霞んじゃったんですけど...

 

 

 

ロッカー強盗に遭い持ち金全部盗られました

 

 

 

いやどんだけついてないねんって感じですね。ちなみに語学学校に通っていたほかの仲間たちはせいぜいどこどこでぼったくられた~とかその程度です。なんで僕だけこんなにぼこぼこなんでしょう。どうも、御年24、厄年のDonです。

 

 

 

さて概要です。

 

ある日友達たちとプールに行きました。男女5人です。楽しそうですね。楽しかったです。そこはエントランスフィーが1000ペソ(2200円)でビュッフェとファイヤーショーもついています。お高めです。普通のフィリピン人はまず来ないです。実際そこに来ていたのは韓国人や日本人、富裕層ぽいフィリピン人がほとんどでした。夜はライトアップされてシャレオツなナイトプールに変わります。

 

 

 

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昼間はこんな感じ

 

 


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夜はシャレオツに

 

 


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フィリピン料理がずらり

 

 


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普通にすごかった。あつそう。

 

 


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バンブーダンスやりたい人ーって言われたからやってみた。

 

 

 

あら、楽しそうですねえ。いやほんと普通にめちゃ楽しかったです。実際これで2200円なら全然安いなって感じですよね。

 

 

とまあここまではよかったんです。

 

 

 

事件は帰り際に起きました。

 

 

 

着替えるためにロッカールームに行きます。あー楽しかったなーつかれたつかれたーフー!最高だったぜー。鍵を開けます。ガチャ。着替えます。いやー焼けたぜー。ん?

 

 

 

ん??????????????

 

 

 

札がねえ!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

やられました。財布の中の札がすべて抜かれていました。そのロッカールームは200ペソ(440円)を払って鍵を借りて使うシステムで、男3人分の荷物を全てそこに入れていました。きれいに3人全ての財布から札だけ抜かれていました。

正直僕はそんな痛くないです。なぜなら1000ペソ(2200円)しか入れてませんでした。詐欺で70万盗られた後だったしっていうのもあります。はい、若干金銭感覚が狂っています。

ただ二人の友達はそれぞれ1500ペソ(3300円)、4000ペソ(8800円)いかれました。さすがにやられちゃったねーどんまいでは済ませない額になってきました。

 

すぐさま受付にいるスタッフにこの件を報告しました。

 

 

 

僕:おたくのロッカーでお金盗られたんだけど

 

スタ:まじか。大丈夫?

 

僕:大丈夫ちゃうよ。こっちは金払ってロッカー借りてるんだよ?もちろん盗られた被害額は弁償してくれるよね?

 

スタ:今は責任者がいないからまた来てくれ。

 

 

 

はい。クレームつけました。もちろん僕もスタッフももっと丁寧ですよ。このまた来てくれからが長くてですねえ。この後2度プールに足を運び、(一回はこの話を聞いて激怒した語学学校の先生が行ってくれました)その後マネージャーと別の場所で会ったり、電話やメールのやり取りも何度も何度もしました。被害の詳細をまとめて申し立て書を作り送りつけたりもしました。僕たちは終始、今回の件に関してはお金を払ってロッカーを借りたという点で責任はそちらにあるというスタンスを通しました。いつもいつも返事は濁されました。1か月以上かかりました。正直、この件の処理にだいぶ時間とられました。全然進まないしイライラもしました。まあ海外だしなってすぐに諦めていればよかったんですがそれは嫌でした。日本人はすぐに諦めます。だからなめられます。詐欺の標的にもなります。(おれか)今回は負けたくねえと思いました。

 

最後のメールに書かれていたのは次の通りでした。原文そのままです。

 

 

Hi sir,

I'm sorry sir,what I'm trying to say if you have other concerns and issues you may visit our office and look for HR Department. Again,we cannot return or refund the said amount to you as we cannot determined who were responsible of the alleged lost item/cash.
Thank you.

訳:今回の件に関しては責任が誰にあるか決めることはできません。だから一円も補償できません。何か他に言いたいことがあったらオフィスに来てください。

 

 

 

 

いや

ふざけんな!!!

 

 

 

 

濁されて濁されて挙句の果てに責任がどこにあるかわかんないってどういう結論やねん。この結論をもらうのにどんな労力と時間を費やしたことか。なんならこのメールもらった時にはすでに日本に帰国しています。(帰る日は先方に伝えてました)オフィスに来れないことを知ってて言うてるんです。ああ、こんなことなら盗られたときにどんまいって諦めていればよかったです。でもいいんです。これも経験です。僕のクレーマーレベルが10は上がりました。特に日本人に必要な能力です。ブログにもできてます。いいんです。全部僕の糧にしてやります。

 

 

 

 

結論

海外でトラブルに遭ったら諦めることをおススメします。粘ってもイライラするだけです。

 

 

セブ島で詐欺に遭った後に僕がしたことまとめ

こんにちは。

セブ島で詐欺に遭って70万盗られたDonです。

言うて痛いです。辛いです。普通に困ります。めっちゃ頑張って貯めたお金です。 

 

 

 

今回は詐欺に遭ってから僕がとった行動をまとめていきたいと思います。海外でトラブルに遭ってしまったときのために参考にしていただければ幸いです。(遭わないのが一番です)

 

なお、僕が実際行った通りの時系列順です。

 

 

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↑詐欺とか重いんでキラキラ笑顔載せときます。僕が詐欺に遭った後に訪れたバリリという田舎町の中学生です。いや、もうこんなとこいたら全部いいやーー!ってなりますよね(ならない)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

警察に行く

海外旅行保険申請のためにも警察に行ってポリスリポートを作成することが必要です。

 

当時、僕は幸いにも語学学校に通っていたので語学学校のスタッフと一緒に警察に行くことができました。フィリピン人スタッフと日本人スタッフと3人です。2人とも英語が堪能です。僕はほとんど喋れなかったので現地のことやその言語に精通した人が近くにいたことは本当に助かりました。セブ島の警察は驚くほど怠惰でした。

1時間以上待たされた上、高圧的な態度でなぜかパンを食べながら事情聴取が始まりました。パンを食べるかと言われました。いりませんと答えました。いやパンは食うなよって思いました。

基本的にはフィリピン人スタッフに対応してもらったため、僕は聞かれたことに対して必要な情報を喋るくらいしかしませんでした。

その後現場検証です。3名の警察官とともに容疑者と初めて会ったショッピングモールと容疑者とともに携帯電話を購入しに行ったショッピングモールの2か所に行きました。ショップの監視カメラから犯人の写真を撮りました。(画像持ってますがさすがに載せません)この一連の流れに6,7時間ほどかかりました。翌日ポリスリポートを受け取りました。

一つ一つの作業にものすごく時間がかかりました。正直一人だったらパン食べて帰ってたかもしれないです。

 

 

 

 

海外旅行保険を申請する

僕が入っていた保険は楽天プレミアムカードの付帯保険です。携行品損害保険(盗難に遭った時のための保険)の限度額は50万円と、他のクレカ付帯のものに比べるとかなり手厚い額です。引き受け会社は三井住友海上でした。まず、楽天カード保険デスクに電話します。幸い語学学校の電話を借りることができました。コレクトコール(電話料金を受けて側が払う)を使いました。2つの選択肢をもらいました。

 

①フィリピンで申請する。(審査期間中は国を出られない)

②日本に帰国後申請する。

 

私は迷わず①を選択しました。なぜなら旅を続けたかったからです。あと帰るの早すぎて恥ずかしいっていうのもありました。

 

すぐにメールにてPDFファイルが届き、それを印刷して必要事項を記入、フィリピン国内にある支店に送付しました。外国で郵便送るなんて初めてだし面白い経験でした。でも詳しいこと忘れちゃいました。ブログのネタとしてとっとけばよかったです。

 

さて、審査期間は約1か月と言われていました。その間はフィリピンを出ることができません。3週間ほどで結果が届きました。

 

結果は、不許可でした。

今回の僕の被害に関しては自らの意志で携行品を相手に渡しているため、盗難には該当しないというのが先方の考えでした。正直、保険が下りると思っていた僕は心底落ち込みました。手持ちのお金はほぼゼロです。無理です。帰るしかありません。僕はすぐにその1週間後くらいの飛行機をとりました。

 

僕はこの結果に納得することができませんでした。当然です。僕のケースは自分の携行品を盗られていることには変わりありません。それが盗難に該当しないというのはどういうことか。あっていいことだろうか。いやだめだ!僕はすぐに保険会社にクレーム(悪い意味じゃないです)を申し立てました。盗難というワードの定義について問うてみました。理詰めです。気持ち悪いです。我ながら本当に嫌なカスタマーだったと思います。しかし僕にとっては本当に大事なお金です。譲れません。

 

その結果、僕の件を再検討していただくことになりました。1週間ほどで結果が届きました。許可を知らせる通知でした。歓喜しました。感涙でした。(泣いてません)本当に助かりました。46万円です。0円が46万円になったんです。めっちゃ得した気分でした。(実際はかなり損してます)

 

海外旅行保険、大事です。

 

 

 

 

 

連絡手段の確保(携帯を買う)

iPhoneを失って分かりました。いかに今まで携帯に依存していたかということを。連絡手段であることはもちろん、板書を写真にとって保存していたり、授業の時間割や予定の管理、友達の名前のメモ(覚えるの苦手なんですすみません)調べもの、辞書、SNS...などなどありとあらゆるものを一台のiPhoneに詰め込んでいたため、失ったときの喪失感といったら半端なかったです。

そこで新しいスマートフォンを買うことにしました。周りの人におすすめを聞いてギャラクシーの16000円程のものを買いました。一度電話番号を失ってしまうとLINEやAppleアカウントにはログインできなくなります。二段階認証があるためです。そこで活躍したのがSNSです。インスタ、フェイスブックのおかげで日本にいる家族や友人と連絡を取ることができました。改めてSNSの偉大さを感じました。

 

 

 

 

 

各種パスワードの変更、Apple payに紐づいたカードの解約

詐欺に遭って全てを盗られた1週間後、ふとGoogleのログイン履歴を確認しました。するとマニラから全く身に覚えのない端末によって僕のGoogleアカウントにログインされている履歴が残っていました。

 

戦慄しました。

 

まさか盗られたiPhone経由に個人情報が洩れている...!

すぐさまその端末からのアクセスをブロックし、Googleのパスワードや各種SNSのパスワードを変更しました。さらにApple payに紐づけていたクレジットカードを解約しました。いや普通に遅かったです。幸い使用されてはいませんでしたがもっと早くに解約すべきでした。なぜこんなことに気づかなかったのか自分で自分が怖いです。

 

 

 

 

 

大使館に行く

僕の場合、警察に行き、保険も申請し一通りできることをした後で何かまだできることがないかと思い大使館に行きました。セブ島にあります。正直期待はしていませんでした。一応現地にいる間にできることはすべてしておこうぐらいの気持ちです。思った通りでした。トラブルに遭って大使館に行くと、どうすべきかという手順を日本人が丁寧に教えてくれます。ただ僕の場合は、できることは全てしている。体に危害が及んでいないことが不幸中の幸いだ。決して犯人に報復しようなどということは考えないでください。死にます。と忠告をいただきました。探そうなんて思ってません。いのちだいじにです。

 

 

 

 

 

 とまあ、ここまでツラツラと書いてきましたが、海外でトラブルに遭った時にはぜひとも他の人のブログを参考にしてください。その上で僕のを見てああこう言うパターンもあるのかぐらいに思っていただければ本望です。

 

 

 

 

 

セブ島で70万盗られてまじで死ぬかと思った話(後編)

こんにちは。

 

 

フィリピンはセブ島で70万盗られてまじで死ぬかと思った話

 

後編です。

 

もし読んでくれる人がいたら前編から読んでください!じゃないとわけわかんないです!

それとめちゃくちゃ長いですすみません!

 

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石油王が札束を全て賭けると言いました。その時を境に石油王のベット額が勝った分も含めた僕のチップの額を超えました。すると白髪おじは言いました。

 

 

 

白髪おじ:ベット額が足りないよ。もしもう出せないなら自動的に相手の勝ちになっちゃうよ。

 

僕:は?そんなの聞いてねえよ。

 

白髪おじ:いやそういうルールだから。いくら出せるの?

 

僕:(まじかよ...おれの金も出すことになるやん)1500ペソ(3000円くらい)

 

白髪おじ:いや全然足りないわ。

 

僕:んなこと言ったってこれ以上持ってないわ。

 

白髪おじ:じゃあ物でもいいよ。担保として融資できるから。カメラとかないの?

 

僕:ない。

 

白髪おじ:じゃあそのiPhoneだな。

 

僕:いや、これはおれのだし。いやだわ。

 

白髪おじ:じゃあゲームに負けるぞ。

 

僕: ... (このゲームには必ず勝てるし一時的に出すだけなら)しょうがないか。

 

 

 

僕のiPhoneがとられました。そのかわりにチップをいくらかもらってゲームが続きます。同じように勝ち続けます。どんどん石油王がヒートアップしていきます。また札束を出しました。さらに大きい額です。同じようにまた僕のベット額が不足しました。

 

 

 

白髪おじ:ほかに出せるものは?負けちゃうよ?

 

僕:いや、そんなこと言ってもないものはない。

 

白髪おじ:キャッシュカードとかクレジットカードは持ってないのか?

 

僕:(まじかよ、まあ最終的に戻ってくるしな...)キャッシュカードあるよ。

 

白髪おじ:よし。ゲームをいったん中断してお金を用意してもらいましょう。いいですか石油王?

 

石油王:もちろん。近くにかわいい女の子の知り合いがいるのでしばらく遊んでいます。ホホホ。

 

 

 

僕は当時このゲームのこと、ディーラーたち一家のことを全て本物だと信じ込んでいました。つまりこのゲームには最終的には勝てるからいくら自分が出そうと戻ってくると思っていました。だからお金を出すことに協力してしまいました。石油王が出て行った後で白髪おじは言いました。

 

 

 

白髪おじ:よくやった!いい調子だ!ただお金を集める必要があるな...ワシも近所の知り合いあたってかき集めるからドンもできるだけ集めてくれ。

 

僕:わかった。

 

 

 

はい。悪いことに僕は終始彼らのことを信用しています。これまでの旅でローカルにいろいろ助けてもらった経験はやはり大きいです。簡単に信用してしまいました。この時、既に可能な限りお金を集めようという考えに変わっています。まずキャッシュカードでお金をおろしに行きました。派手おば、マッチョに加え彼らの親戚というフィリピン人がドライバーとなり車でATMまで向かいました。僕のキャッシュカードの上限いっぱいまでおろしました。40000ペソ、手数料を加えて約10万円です。しかしまだ足りないと言われました。クレジットカードはあるかと言われました。僕は無いと答えました。いくら最終的に勝って現金が戻ってくるとしてもクレジットカードを使ってしまうとめんどくさいことになると考えたからです。しかし、無いはずないだろと言われ、しぶしぶクレジットカードも使うことになりました。しかし当時僕はクレジットカードは持ち合わせていなく、一回3d Academyの寮に取りに戻りました。その時同じ部屋の仲間に今置かれている状況を打ち明けることもできたはずです。しかし僕はできませんでした。なぜならそれが本物のイカサマギャンブルだと信じ込んでいたからです。クレジットカードをとって車へ戻りそのままショッピングモールへ行きました。そして携帯ショップへ行き、スマートフォンを9台買いました。ギャラクシーの最新モデルです。これが50万円です。50万円は僕のクレジットカードの上限でした。

 

そうして現金10万円と50万円分のスマートフォン9台を両手に抱えて家に戻りました。既に石油王は家にいて待っていました。ゲームを再開しました。 そこで石油王はある提案を投げてきました。

 

 

 

石油王:いやはや長い時間待ちましたよ。そこでひとつ提案があります。もし次のゲームに私が勝ったらその時点でゲームをやめましょう。もしあなたが勝ったらもう5ゲームやりましょう。あなたは今勝ち続けているから断れませんよね。

 

僕: ... いいでしょう。

 

 

 

もちろんゲームに勝ちました。ラスト5回。勝ちました。ラスト4回。勝ちました。ラスト3回。勝てば勝つほど額が大きくなっていきます。常軌を逸しています。勝ちました。

 

ラスト2回。

 

僕は2と8を引きました。足して10です。石油王は8と6で14です。

次に来るカードは10と見えています。

引きました。僕は足して20です。かなり安パイです。ホッとしました。また勝てる。

 

石油王が引くターンです。7が来たら21です。つまり僕の負けです。

7だけは来るな。7だけは来るな。

2を引きました。足して16です。

石油王はもう一枚引きました。5が来たら21です。つまり僕の負けです。

5だけは来るな。5だけは来るな。

 

...

5が来ました

...

 

 

 

頭の中が真っ白になりました。

 

 

 

全てを失いました。

 

 

 

 

 

白髪おじが言いました。

 

 

 

白髪おじ:まだ1ゲーム残っている。今回特別に彼に借金という形で融資しましょう。

 

石油王:いいでしょう。

 

僕:...

 

 

 

ラスト1ゲームが始まりました。

僕は絵札を2枚引きました。足して20です。安パイです。

石油王は絵札と9を引きました。足して19です。

 

僕の勝ちです。

 

 

 

うおおおおおお。

心の中で僕は雄たけびを上げました。最後に、僕は勝ったんです。しかしこの時点でこの事実を知っているのは全てのカードを知ることができる僕だけです。あとはカードをオープンするだけで全てが終わります。

 

その時石油王が言いました。

 

 

 

石油王:やはりこれは不公平ではないでしょうか。私はテーブルの上に現金を用意しているのに。あなたにはない。例え私が勝ったとしてもあなたが現金を用意できる保証がどこにもないではありませんか

 

僕: ...

 

石油王:明日にしましょう。明日現金を用意して7時にまたこの場所で。

 

僕: ...(もう用意できる現金なんてないぞ...)

 

石油王:私は必ず明日ここへ来ます。もちろん私があなたの持ち物を含めて私が勝っている分は全て一度持っていきます。

 

 

 

そう言って石油王は僕のiPhone、現金10万、スマートフォンを9台持って帰っていきました。帰った後で白髪おじは言いました。

 

 

 

白髪おじ:よくやった!最後に勝ててよかった!お前は明日カードを開くだけで勝てる!すべてが終わる!

 

僕:でももう用意できるお金なんて1円もないぞ。

 

白髪おじ:安心してくれ。私が職場の上司に頼み込んでお金を借りてくる。だからお前は明日ただここに来るだけで大丈夫だ。何も持ってくる必要はない。

 

僕:ほんとに?ありがとう助かった。(これで全て終わるんだ...よかった...)

 

白髪おじ:明日寮の前に車で迎えに行くから6時半に待っててくれ。

 

 

 

その後寮まで派手おばたちに送ってもらいました。本当に今まで経験したことないイカれた状況でしたが、明日、その場所に行くだけで全て終わる。僕は本当に安心していました。別れ際彼女いろいろ支えてくれた彼女たちにハグをして本当にありがとうと言いました。はい。悪いことに僕は終始これら全てを信じ切っています。自分からハグするなんてできるんですね、僕。本当にパニック状態から抜け出した安堵感が心を満たしていました。

 

 

寮に戻りました。今日のことはもちろん誰にも言えません。ベッドに横になります。いろいろ考えます。

 

...

 

いや、待てよ

 

 

はい。気付きました。これが詐欺であることにではありません。僕が死ぬかもしれないということにです。この心境を説明します。

 

仮に今回のギャンブルが本物のギャンブルだったと仮定します。

僕は明日行くだけで勝つことができます。しかし、その前に石油王の立場になって考えます。

 

僕が石油王だったら、

 

まずこんなに何回もゲームをしたのに一回しか勝っていないのはおかしいと考えます。次に何かイカサマがあったのではないかと疑います。そしてそれを検証するため盗聴器を部屋に仕掛けます。ギャンブルに慣れている石油王であればそれくらいのことをして当然です。

 

そしてイカサマに気づきます。

そして思います。

たかが20そこらの若造にハメられた。許せない。

そして動きます。

金ならいくらでもある。金の力であいつを消してしまおう。

 

これが僕の行きついた答えでした。自分は確実に死ぬことになる。たとえ日本に帰ろうとも金の力で見つけ出される。一生逃げ続けることになる。本当にそう思いました。その夜は全然寝れませんでした。

 

 

次の日は月曜日です。授業があります。教室に行きますが全く集中できません。授業中は忘れてしまおうと何度も努力しましたが、否が応でも恐怖が湧き上がってくるのです。先生にどうしたのと言われます。すみませんちょっと眠いんですと答えます。

 

 

昼になりました。

抱えきれなくなりました。どうせ死ぬくらいならこの件を誰かに伝えたほうがいいと思いました。語学学校のマネージャーにこれこれこういう状況なんです。という話をしました。ダーっと喋った後にマネージャーが一言言いました。

 

 

 

ドン君、それは詐欺だよ。

 

 

 

パァァァァァァァァーーーーーーーーーーーン

 

まさに鶴の一声でした。そこでやっと気づきました。全てが嘘であることに。それと同時に本当に安堵しました。つい数分前まで死を覚悟していたのに、死ぬことなんてないことが分かったからです。ただお金を盗られてそれで終わり。体には何の被害もありません。

 

 

おかしいですよね。70万も盗られてしまったということが分かったときに

最初に思ったことが「良かったーーーーーーーー」なんて

 

 

自分が生きているということをこんなに強く感じたのはこれが初めてでした。

 

 

  ああ生きている。

  生きてさえいれば何でもできる

 

 

 

 

ついに約束の時間に彼らが来ることはありませんでした。こうして僕の70万は盗られたのでした。

 

 

 

 

 

 

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あーーーー疲れたー

ブロガーって本当にすごいと思います。自分まとめるの下手すぎてこの記事仕上げるのに何日かかったことか。それなのにまとまってなくてすみません。まじでかなり冗長になってしまいました。 

 

セブ島で70万盗られてまじで死ぬかと思った話(前編)

こんにちは。

 

フィリピンはセブ島で70万盗られてまじで死ぬかと思った話

 

について書きます!

 

めちゃめちゃ詳しく書きます!この記事を読んだ人は少なくとも僕と同じ目には遭わなくなるはずです。よかったら読んでみてください。

 

 

 

概要を先に話します。フィリピンはセブ島でトランプ詐欺に遭いました。現金60万円相当とiPhone7(72,800円)とそこに保存していた写真たち(プライスレス)全てを失いました。また、事件当時、僕は生まれて初めて死を覚悟しました。

 

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↑フィリピンにある世界遺産 "チョコレートヒルズ" きれいですねぇ。

 

 

 

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セブ島の3D Academyという語学学校に入学して2週間程経ったときのことでした...まず僕は旅人です。ローカルとの交流こそ旅の醍醐味、そう考えていた僕はTinderやCouchsurfingを使ってフィリピン人の友達を作って一緒に出掛けていたりしていました。もちろん一人です。でも怖くありません。なぜならフィリピンに来る前にいた台湾でもそれでうまくいっていたし本当に充実した旅にすることができていたからです。その時の僕は、おれって旅慣れてるぅ~まさかトラブルに遭うわけなんかねぇ~というスーパー自信過剰状態でした。いかにも何か起こりそうですね。

 

 

その日もCouchsurfingで知り合ったフィリピン人と待ち合わせをしていました。待ち合わせ場所のショッピングモールに着き、フラフラしていました。すると後ろから誰かに声をかけられました。見ると太ったおばさんと少し太ったおばさんが現地の言葉でおそらく道を尋ねてきたようでした。

 

 

 

太おば:◎△$♪×¥●&%#?!(現地語でここどう行くの?的な

 

僕:(いや見たらわかるやろ)アイムジャパニーズだから知らんよ。

 

太おば:オー、ソーリーソーリーワタシノムスコモニホンゴベンキョウシテルヨ。チョットベンチスワッテハナソウヨ。

 

 

 

僕はどう見てもフィリピン人顔ではありません。どんな勘違いやねんと思いましたが特に疑うことはありませんでした。太ったおばさんは片言ですが日本語を使えました。それで近くのベンチに座ってしばらく喋りました。

 

 

 

太おば:ランチ行かない?

 

僕:これから友達と会うので行けないわ...

 

太おば:明日は?

 

僕:明日ならいけるよ!(ローカルと絡めるし行くっきゃない)

 

太おば:じゃあこのレストラン"Jonie's"でランチしよ。

 

 

 

ランチに誘われました。友達と会う予定があると断りました。明日はどうかと聞かれました。明日は空いてます。ローカルと絡めるなら行かない手はないと二つ返事でOKしました。

 

 

翌日...昨日行ったモールへ行きます。約束の時間になっても来ません1時間半ほど待ちました。(昨日もそうだけどフィリピン人時間にルーズすぎ)しかし現れたのは昨日の太ったおばさんでも少し太ったおばさんでもありません。派手好きな太ったおばさんでした。派手好きな太ったおばさんも片言の日本語をしゃべることができます。

 

 

 

派手おば:ハローハーワーユー?昨日の人はお母さんが急きょ手術で来れなくなっちゃったから代わりに来たよ

 

僕:(まじか大変そうだな)オッケー。

 

派手おば:家でランチ作って待ってるから家行こう。

 

僕:(ん、昨日Jonie'sでって言ってたけど...まあフィリピノローカル見れるやんラッキー)ほんとに?!行こう!

 

 

 

派手おばは昨日の太おばは母親が倒れて手術を受けることになり来れなくなってしまった、だから私が代わりに来たと言いました。さらに昨日はモール内のJonie'sというレストランでという話だったのに私たちの家で食べようと言いました。私はこの状況について深く考えませんでした。そういうカルチャーなのだろうと軽視して、単純にローカルの家に招待されたことに喜んでいました。

 

 

 

派手おば:私クリスチャンだから礼拝したい。先に教会寄っていい?

 

僕:ええよ。

 

 

 

派手おばは礼拝したいから教会に寄りたいと言いました。最初にタクシーで教会に向かいました。観光客もたくさん訪れるセブではかなり有名なサントニーニョ教会です。派手おばは礼拝したいから来たといいながら僕をまるで観光客のように案内しました。(まあ観光客なんですが...)家族の安全祈願のためにろうそくに火をつけるんだよ。この絵画はマゼランが来た時のものだよ。 ... いや頼んでないんだけどな、最後にチップ要求されるやつっしょこれ。と思いましたが何もありませんでした。その後に派手おばの親戚というゴリマッチョマン(36)と合流しました。マッチョは日本語は喋れませんがガタイに似合わずとても優しい雰囲気でいろいろと喋りかけてくれました。3人で彼らの家にタクシーで向かいました。着きました。家には白髪のおじいさん(63)がいました。白髪おじに自己紹介をし、いろいろ話をしました。白髪おじは日本語は話せません。英語もフィリピン訛りが強く、あまりよく何言ってるかわかりませんでした。

 

 

 

僕:アイム、ドン(僕のイングリッシュネームです)ナイストゥーミーチュー。

 

白髪おじ:今は妻の母が倒れてしまって手術をするところなんだ...だから妻はいないけどゆっくりしていってくれ。

 

僕:(気の毒だ...)ありがとうございます。

 

 

 

繋がりました。昨日の太おばが彼の妻です。派手おばが料理を始めました。いや、準備してる言うてたやんと思いましたがそういうカルチャーかなと思いました。少し待つと鶏肉煮込んだやつとパンシットカントン(フィリピン焼きそば)と米が出てきました。正直、もてなす割には質素やなと思いました。記念に写真撮ってもいい?と聞きました。すると焦って様子でだめだと言いました。今おばあちゃんが大変な状態だから写真はやめてくれと。どういうことと思いましたがそういうカルチャーかなと思いました。

 

 

ここまで導入です... これから詐欺が始まっていきます。

 

 

 

白髪おじ:ワシはカジノでディーラーをやっとるんよ。

 

僕:そうなんですね(怪しい)

 

白髪おじ:だから確実に勝てる方法知っとるよ。

 

僕:へえ~そうなんですね(超怪しい)

 

白髪おじ:え?教えてほしい?しょうがないなあ~

 

僕:いや、いいです。僕一切ギャンブルやらないんで。

 

白髪おじ:まあまあ見るだけならタダだから見ていきなって。

 

 

 

白髪おじは僕を二階の部屋に連れて行きました。そこには既にテーブルとトランプとチップが用意されていました。ブラックジャックです。カードの和が21に近いほど強く22以上はドボンです。白髪おじはずっとtechnique(コツ)と言っていましたがそれはただのcheating(イカサマ)でした。彼はトランプを私に見せながら配りました。僕は自分が持つカード、相手が持つカード、山札の一番上にあるカード、その全てを知ることができます。圧倒的に有利な状態です。

一通りイカサマを見せ終えると白髪おじは言いました。

 

 

 

白髪おじ:もしやりたかったらカジノに来い。ただし勝った分は半分ずつな。

 

僕:だからギャンブル一切やらないって。てかこれイカサマじゃん。

 

白髪おじ:イカサマ?誰がそれを知ることができる?ディーラーはワシなんだから。

 

僕:まあおれはやりません。(どうせこのうまい話に引っかかる日本人を食い物にしてるんだろう、おれは絶対に引っかからんぞ。)

 

白髪おじ:全部お前の意志だから強制なんてしないよ。もしやりたくなったら事前に連絡してな。

 

僕:おう(誰が行くか)

 

白髪おじ:よし、じゃあここまでのことを理解できてるかトライアルだけしてみよう。

 

僕:トライアル?

 

白髪おじ:ちょうど今からここに別のゲストが来る。そいつとトライアルしてみよう。

 

僕:いやいやギャンブルはやんねえって。そもそもカジノに行く気ないし。

 

白髪おじ:いやただのトライアルだから。

 

僕:トライアルだろうがやりません。てかゲストって?

 

白髪おじ:ブルネイの石油王。

 

僕:っふぁ!!??!

 

白髪おじ:昔からカジノに来てくれてて友達やねん。今日もカジノ行く前にうちに寄るって言っとるんよ。

 

僕:(石油王て...まじかよ...んなもん会ったことねえ)

 

白髪おじ:な、10分でいいからトライアルやってくれ。頼む。

 

僕:嫌です。てかお金ないし。

 

白髪おじ:わかったワシの金やるからそれで始めてくれ!ほら!7000ペソ!(15000円くらい)

 

僕:いやいやまじかよ...

 

 

 

とお金を無理やり渡され受け取ってしまいました。するとすぐにブルネイの石油王が部屋に入ってきました。齢はおおよそ40前半、さぞいいものを食べているんだろうなというメタボ体型、髪は七三できれいに整えられ、パリパリのピンク色のシャツにきれいなネクタイ、指にはゴールドのアクセサリーをこれでもかとあしらっています。いかにも石油王といういでたちです。

 

 

 

石油王:ハロー。お久しぶりです。おじいさん。

 

白髪おじ:お久しぶりです。今日は紹介したい人がいるんですよ。こちら。日本からやってきたドンという者です。

 

僕:(おいおいまじかよ)どうも、ドンです。

 

石油王:私の家の近くにはここのように海はありません。でもいいんですよ。なんてったって石油の海で泳げますからね。ホホホ。

 

僕:そうなんですね。(石油王にとっては鉄板なのかこれ)

 

白髪おじ:ところでちょうどブラックジャックをやっていたのですがあなたもここの日本人とやってみませんか。

 

石油王:ほう。いいでしょう。やりましょう。

 

 

 

もちろんこのタイミングで断ることもできたはずです。言い訳をさせてください。自分の全く知らない土地で自分だけが日本人、周りは会ったばかりの外国人、ましてやうち一人はブルネイの石油王、普段じゃ考えられない状況です。加えてコミュニケーションはすべて英語、シンプルな会話しかできない僕はついていくので精一杯。僕はかなり混乱していました。今思います。当時の僕の思考能力は小学生レベルでした。何をするべきか適切に考えられず、NoではなくYesと言ってしまいました。お金を受け取ってしまっている以上断れないという無駄な日本人的感情もありました。

 

 

ゲームが始まりました。英語の拙い僕には補助として日本語の話せる派手おばが横についています。2対1プラスディーラーといった構図です。

 

 

最初に15000円全てを使ってチップを購入し、そのうちいくらかをベットしました。相手も同額をベットします。ゲームに勝ちました。ベットした分が二倍になって帰ってきました。繰り返します。また勝ちました。もう一度。また勝ちました。もちろんディーラーは僕にだけカードが見えるように配っています。いや、配ろうとしています。ディーラーは配るのがものすごい下手でした。石油王がいつ気付いてもおかしくないというほど下手でした。でも石油王はそちらを見ていない様子でした。(もちろんイカサマには気づかない演技をしています。)

 

 

 

石油王:これは私のゲームではありませんのでね。あなた方が提案したものに乗ってあげているだけですから。負けたっていいんです。ホホホ。

 

 

 

徐々に賭ける額も大きくなっていきます。僕は勝ち続けました。5回ほど勝ったあとに石油王の表情が変わりました。徐に胸ポケットから札束を取り出しました。それは100と書かれた見たことのない札でした。ブルネイのお金なのでしょうか。

 

 

 

石油王:この札束全部賭けましょう。もっとやろうではありませんか。

 

白髪おじ:ワァオ!!(札束にキスをして)すごいですね!!

 

 

 

白髪おじの大根演技に違和感を抱きながら既に早まっている鼓動がどんどん早まっていきます。どんどん大きい額に膨れていくんです。しかし僕の思考能力は小学生レベルです。勝ち逃げになることもあり、やめたいと言い出せませんでした。ゲームは続きました...

 

 

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ちょっと長くなりすぎるので続きは後編にて!!!

 

 

 

 

【読書備忘録】嫌われる勇気

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こんにちは!!

ほんとなるべく更新していこうと思ってます。めちゃネタたまってるんです。どうせみんなおれの身に起こった詐欺のことが気になってるんでしょ!!!でも今回は読んだ本の紹介です。忘れないうちに自分の言葉で感想残しておきたいです。自分すぐ忘れるんです。悩みの一つです。見た映画の内容とか人としゃべった話とか、すぐ忘れちゃうんですよねー同じような悩み持つ人いませんかね??おれだけ??

 

 

はい、というわけで「嫌われる勇気」自己啓発本の王道中の王道って感じの本です。岸見一郎、古賀史健の共著、悩める青年が哲人との対話を通してその解決策を模索していくというストーリー。一貫してアドラー心理学に則っています。青年の悩みが自分とかなり似通っていて(誰もが抱えている悩みなのかも)ものすごい共感できました。それに加えてアドラーの考え方が今までの自分の中の固定概念をガラッとひっくり返してくれました。

悩みのとらえ方→解決方法という感じで書いていきまーす

 

 

 

トラウマは存在しない

パワーワードですね~。まずアドラーは目的論という立場に立っています。すなわち全ての人間の言動には目的があるということです。対義語はフロイトらが提唱した原因論、全ての言動には理由があるということです。目的論の立場に立つとトラウマは自己防衛の一つの手段になります。具体的にはある物事に対してやりたくない、逃げたいということが目的で、その手段として無意識のうちにトラウマを作り上げているということです。トラウマの原因となっている過去の経験に縛られているようでは何も変わりません。大事なのは今、その物事についてどう捉えるか。トラウマなんてない、弱い自分が逃げようとしているだけなんです。

 

 

自分は変われるが変わらないという選択を無意識にしている

変わることで生まれる不安、変わらないことでつきまとう不満、両者を天秤にかけています。変わる不安を恐れて多少不満があろうとも居心地のいい今の状態をキープするという選択肢を無意識のうちに選んでしまっているんです。

 

 

全ての悩みは対人関係の悩み

全ての悩みには少なからず他者が介在しています。無意識のうちに他者と比較をしてそこで感じてしまう劣等感が悩みになるのです。もしこの世界に自分ひとりしかいなければ何の悩みを持つこともないでしょう。

劣等感を持つこと自体はいいことです。それをばねにして前向きに自分を変えられることができれば。しかし劣等感を理由にして何かできなくなっていてはだめです。アドラーはこの劣等感のことを劣等コンプレックスと区別しています。何かから逃げるために劣等コンプレックスを作り上げているだけです。

 

 

承認欲求は認めない

他者から認められようとすることは他者が求める人生を歩むことになり、自分の人生ではありません。承認欲求を求めると他人の敷いたレールの上を走るつまらない人生になるだけでなく、常に他人の評価を気にして他人の視線を気にしなければいけません。

 

 

 

 

さて、ここまで僕が印象に残ったアドラーの考えかたを書いてきました。読んでくださっている人がいたら今とても気持ち悪いと思います。なぜなら具体的な解決策は何も示してないからです。以降は具体的にどうしたらいいのかを書いていきます。

 

 

自由になるには

周りの目など気にせず自分だけの自由な人生を歩みたいとき、大事なのは嫌われる勇気を持つこと。他者から嫌われるということは相手がどう思うかなど考えず、承認欲求も捨てて自己を貫いているということと同義。これがすなわち自由なのです。ここで大事なのは課題の分離を適切に行うことです。課題の分離とは、ある物事について誰にとって必要なものかを考え、自分の課題のみを意識し、他者の課題には干渉しないということです。例えば誰かと仲良くなりたいとき、いくら他者に寄り添って頑張ってみても最終的に決めるのは他者、それは自分の課題ではありません。自分がやれることをやり切ったらあとは決めるのは他者次第、仲良くなれなかったらしゃーないんです。これが自由なんです。周りなど気にしないんです。

 

 

幸せになるには

具体的な手順です。他者に関心を寄せて(人間関係を持つことから逃げない)横の関係を築きます。横の関係とは上下関係があろうとも意識の上では対等にいるということです。主張すべきところは臆さずに主張するとかです。その先にあるのが誰かの役に立っているという実感です。自らの価値を実感することで勇気を持つことができます。誰かの役に立ったという貢献感はすなわち幸福です。人が幸福になりたいと願うとき、あー今誰かの役に立っているなあという主観的な貢献感が重要なのです。

さらに人生をエネルゲイア的に捉え”いま、ここ”を全力で生きることが大事です。エネルゲイアとはある目的に向かっている過程がそのままで価値を持つということです。対義語はキーネーシス、始点と終点があり終点(目的)に向かって速やかに効率よく達成することに価値があります。

人生とは刹那の連続、常に現在に価値があります。例えば休日だらだら過ごしてしまう、課題はいつも提出前日に焦ってやる、そんなんだめです。過去も未来も見ず、ただ”いま、ここ”を全力で生きるということをひたすら繰り返し続けるのです。

 

 

自由を選ぶと道に迷うこともあります。道に迷うということは自由を選んでいる証拠、それでいいんです。迷ったときには他者貢献を導きの星にします。他者の役に立っているという実感は自分に勇気を持たせ幸福に繋がります。ただひたすらに他者貢献のためにいま、ここを全力で生きるんです。

 

その結果世界はガラッと変わります。自分が変われば世界が変わります。なぜなら自分の見ている世界は他の何でもなく自分の主観によって形成されているからです。他の誰も世界を変えることはできません。

 

 

 

 

とまあだらだらと書いてきましたが一冊の本をこんな短いブログに記すなんて無理です!!!興味がある人がいたらぜひ読んでくださいね。おススメです。

 

 

【フィリピン】自分の求めるものとは



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自分はどうあるべきなのか。

こんな抽象的でクリティカルな問題に今、非常に悩んでいます。

はい今回はめちゃseriousです。

今までとだいぶ毛色違います。

どうしたんおれって感じです。

 

 

 

2ヶ月前、世界一周すると言って日本を飛び出してきました。いろいろあって今週末帰国します。

 

 

なぜ、世界一周しようなんて思ったのか。旅が好きだから?自由を得たいから?

 

 

なぜでしょう、正直言うと自分でしたいと言って飛び出してきたのに、早く帰りたい。早く終わらないかな。と考えてました。一人で異国をさまよっているときのどうしようもない孤独感、その日の泊まる場所すら決まっていない不安感、自分はこれほどまでに弱い人間かと痛感しました。旅はもちろん好きです。これはスタイルの問題です。フィリピンのバリリという田舎町に2週間滞在しました。何もありませんがそこには人の優しさが溢れていました。寂しさなんてありませんし、移動しないのだから居を不安に思う必要もありません。

 

あまり移動の多い旅より一箇所に根を張ってディープな現地を味わうのが僕の性に合っていると感じました。

 

 

 

ではなぜ世界一周しようなんて言ったのか。

 いろんな要素があるうちの一つと感じるのが承認欲求です。他者から認められたいと思う気持ちです。僕は自分に自信がありません。イケメンに生まれたかったとモテモテのO木君を見て劣等感を感じることもあります。自身がない故に他者から認められたいと思うのだと思います。例えばファッション。着るものなんて正直隠れているところが隠れていればなんでもいいんです。ただの自己満足なので。評価するのは他者です。他者によく思われるために着飾るわけです。僕は着飾って着飾って少しでも他者からチヤホヤされたいなんて考えてました。他の例として、就職活動もあります。私の志望は総合商社"でした。"(今は迷子です)今でもなお人気業界で給料もよく、合コンに行けば一種のステータスにもなるでしょう。もちろん難易度は高いです。それでも目指してました。いろいろ理由はありますが、入ったらすごいからなんていう浅はか承認欲求があったのも確かです。

 

 

世界一周もそうです。世界一周なんて強いワード、実現できたら多くの人はすごいねって僕を認めてくれるだろうと思います。それがために世界一周なんて言ったのだと思います。

 

 

 

これはいい機会です。日本でしばらく自分の本当に求めるものを考えたいと思います。いやーたまにはまじめな内容も書いていこうかなーなんて思ってます。